横浜市立大学大学院 医学研究科 幹細胞免疫制御内科学血液・リウマチ・感染症内科

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:横浜労災病院 血液内科

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

横浜労災病院 血液内科

山﨑 悦子

みなさま

 横浜労災病院が横浜市大血液G関連施設となって丁度5か月が経過し、ちょうどよい機会ですので当科のご紹介をしますね。

立地は新横浜駅から500m、徒歩7‐8分に位置し、隣は日産スタジアムです。

先月病院からの依頼で、「m3.com」に当科の紹介記事を掲載しましたので、当科の生い立ちや現状に関しては下記をご参照ください。

https://renkei.m3.com/articles/595

ご覧いただいたついでに「参考になった」をクリックしてください(笑)

また、今後については複数医師増員可能と病院側から言われております。

ヒューマンリソースが限られておりますのでそう簡単に増員出来ないことも承知しておりますが、横浜労災は別枠で検討していただけるとのことですので、期待したいと思います。

「横浜労災病院に配置されては困る!」という方はアンケート自由記載欄にその旨ご記載いただいたらいかがでしょうか。

横浜労災病院自室からの眺め

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:済生会横浜市南部病院 リウマチ・膠原病内科

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

済生会横浜市南部病院 リウマチ・膠原病内科

大久保 忠信

 同門会の先生方、いつも大変お世話になっております。横浜市南部病院リウマチ膠原病内科の大久保です。今年は夏場もCOVID-19の流行が続いており、当院のコロナ病床は満床状態です。緊急入院時や発熱患者への抗原定量検査やPCR検査は継続しています。

 当科の近況ですが、2021年4月に赴任された鵜澤先生と交代で今年4月から三橋先生が異動されて来ました。既に外来・病棟・研修医の教育に力を発揮しています。三橋先生はリウマチ専門医を取得しており、当院のリウマチ膠原病内科医師は全員がリウマチ専門医という布陣になりました。そして、嬉しいことに南部病院研修医の松本先生が来年度の入局を決心してくれました。今年も毎月のように研修医の先生がリウマチ・膠原病内科をローテートして研修しており、これからも入局希望の先生が増えるように魅力ある診療科を目指します。

 昨年から医師の働き方改革の波が南部病院にも押し寄せてきており、現在は当直翌日の勤務が免除になっていますが、来年度辺りからは当直前の日中の勤務も出来なくなる可能性があり、常勤2名体制のリウマチ膠原病内科では一人で全業務を強いられる機会が増えてしまう事を危惧しており、専攻医の先生を受け入れて増員出来ないものかと考えています。

 近隣の同門会の先生方からのご紹介はコロナ禍にもかかわらず順調に来院されており、ありがたく思っております。今後もご指導のほど宜しくお願い致します。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:済生会横浜市南部病院

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

済生会横浜市南部病院

診療部長・血液内科部長 藤田 浩之

 済生会横浜市南部病院血液内科は、2022年度も常勤医3名体制で診療を行いました。引き続き診療の効率化とスタッフの負担軽減に努めています。輸血処置室のベッド数・血液内科で使える病床数・マンパワーのいずれも限りがあることから、血液新患外来は完全予約制を継続しております。紹介状を頂いても、すべての血液疾患患者さんをお引き受けできないことをあらかじめお詫び申し上げます。それでも白血病・リンパ腫・骨髄腫などの新規患者数はコロナ禍前にほぼ回復しました。

 血液内科の常勤医は、穐本昌寛・長谷川広大・私の3名です。穐本先生・長谷川先生ともに優しく明るい人柄で、一人一人の患者さんと丁寧に向き合い、遅い時間まで心のこもった診療を行っています。二人とも診療の空き時間には臨床研究も行っており、この同門会誌が発刊される頃には、穐本先生の執筆した英論文がAcceptされているように思います。働き方改革への対策が急務です。

 昨年の山田裕己先生、山ノ川晴花先生に続き、今年は佐藤格先生がYACHTの仲間に加わりました。優秀で感じのいい先生です。とても嬉しく思っております。初期研修医の先生方から見て、魅力的な血液内科であり続けたいものです。

 現在当院では、2028年7月の新病院竣工に向けて準備が進んでいます。現在の500床から少しコンパクトな規模となり、無菌治療室も11床から10床に減りますが、無菌個室6床はすべてシャワー付きになる予定です。無菌室治療加算の算定要件が厳しくなってきましたが、空床を作ることなく運用していきたいと考えております。これからも質の高い診療を通じて地域医療に貢献するよう努めてまいります。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:大和市立病院

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

大和市立病院

リウマチ・膠原病科 山崎 哲

 2008年に大和市立病院にリウマチ科が新設されて16年目になり、2022年より標榜がリウマチ・膠原病科に変わり2年目です。五十嵐俊久院長が退職された後、3年間私と小川優香先生の2名体制でしたが2023年4月からは1名体制となりました。非常勤1枠を加えてリウマチ・膠原病科外来は7枠、他に内科初診外来1枠は変わらず、コロナ・発熱外来はなくなり、当科の救急外来は免除となっております。私の外来負担はかなり増えましたが、内科疾患での入院患者は減っております。

 一人では対応困難な難解な症例を近隣の北里大学病院や聖マリアンナ医科大学病院に紹介することが増えました。また、病態が安定した患者のクリニックへの逆紹介も増えました。これまで以上に病診・病病連携を進めております。

 これからもリウマチ診療の中核として地域に貢献できるよう励んで行きたいと思います。同門会の皆様、今後ともご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:藤沢市民病院血液内科の現状と展望

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

藤沢市民病院血液内科の現状と展望

藤沢市民病院 血液内科 藤巻 克通

 藤沢市民病院は1971年に開設された536例の中規模病院である。2023年度は神奈川県立がんセンターから竹田喬亮が異動となり赴任3年目の鈴木泰生と藤巻の3人で診療にあたっている。外来は月曜日の午前、火曜日~金曜日の午前・午後に診療を行なっている。2023年4月からは大学からの応援で火曜日は新村昴平先生、・金曜日は大橋卓馬先生に担当していただいている。。

 2022年の血液外来初診患者は354名で鉄欠乏性貧血を除くいわゆる血液疾患は143名で日本血液学会に疾患登録した。2021年度の外来化学療法施行件数は1355件で前年比73%であった。新型コロナウイルス流行に伴い通院頻度の多いレジメを避けること、低悪性度リンパ腫で治療を控えることが症例数減少の主な理由であった。

 入院は白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫などの血液悪性腫瘍の化学療法を中心に診療している。2022年度の入院件数は267件であった。4床ある無菌室が常に満床状況である。このため2022年11月に4人部屋2部屋を無菌室に改築し8床の増床となった。悪性リンパ腫は年間の未治療患者が51例であった。多発性骨髄腫はは年間の未治療患者が7例であった。急性白血病は化学療法を施行しつつ造血幹細胞移植が必要な場合は横浜市大附属病院、横浜市大市民総合医センター病院、神奈川県立がんセンターと緊密に連絡をとり紹介させていただいている。また急性骨髄性白血病では高齢者及び再発難治若年者にベネトクラクス+アザシチジン療法を2021年12月までに21例を行い鈴木泰生が第84回日本血液学会総会で口演発表を行った。

 概ね毎月初期研修医1-2名が血液内科をローテートしている。最近10年では寺中 寛、勅使川原晴佳、日比野勇人、廣瀬(旧制:岩坂)奈津季、長谷川広大の5名が当院の研修医から血液内科へ入局を果たしている。現在2年目研修医の川端康太が来年4月から入局となった。診療の充実を図るとともに若い世代の育成に努めていきたい。

 今後とも同門会の先生方の御指導をいただきながら研鑽していく所存ですのでどうぞ宜しくお願いいたします。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:横須賀市立市民病院 リウマチ科

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

横須賀市立市民病院 リウマチ科

浅見 由希子

 横須賀市立市民病院リウマチ科は、横浜市立大学血液・リウマチ・感染症内科より医師が派遣されており、常勤医1名(日本リウマチ学会リウマチ指導医)非常勤1名(週1回)体制で月曜日から金曜日までの外来診療をメインに行っております。

対象疾患は、関節リウマチをはじめ、シェーグレン症候群・全身性エリテマトーデス・全身性強皮症・抗リン脂質抗体症候群・炎症性筋疾患・ベーチェット病およびリウマチ性多発性筋痛症・乾癬性関節炎・血管炎症候群まで、横浜市立大学附属病院や関連施設と協力して診療に当たっております。

 近隣の病院から紹介患者様も着々と増えており、当院のリウマチ科の認知度も広まってきたように実感しており、大変うれしく思います。

今後も横須賀地域の膠原病リウマチ診療に貢献できるように精一杯頑張ってまいります。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|関連病院だより:神奈川県立がんセンター 血液・腫瘍内科

同門会誌 令和5年度:関連病院だより

神奈川県立がんセンター

病院長 酒井リカ
血液・腫瘍内科 田中正嗣

 本年4月より、当センターの病院長に就任いたしました酒井です。同門会員の皆様には大変お世話になっております。当センターの近況につきまして、血液・腫瘍内科も含め、ご報告いたします。

 当センターは神奈川県における唯一の都道府県がん診療連携拠点病院として、県内のがん医療の中枢機関としての役割を果たしてまいりました。2015年に開始した重粒子線治療の累計件数は2800件を超え、2022年の保険適用拡大を受け、今後更なる需要が見込まれております。2019年にがんゲノム医療拠点病院に指定され、エキスパートパネルの症例数は累計1650件超と、全国でも有数の実績を挙げております。現在、当センターは、今年11月に予定されている、病院機能評価一般病院3の受審にむけて、職員一丸となって取り組んでいるところです。来年度、本紙にて朗報をお届けできるよう、引き続き頑張ってまいります。

 次に、血液・腫瘍内科の近況についてご報告します。血液内科は田中正嗣が部長を務め、立花崇孝、泉陽彦、香月健吾と小西宏明の5人で診療にあたっています。同種造血幹細胞移植を診療の柱におき、主に急性白血病、骨髄異形成症候群の治療を担っています。藤沢市民病院、大和市立病院、済生会横浜市南部病院といったYACHTの施設を中心に近隣の多くの施設から患者さんをご紹介いただき、昨年は78件の同種造血幹細胞移植を実施し、全国で第3位の症例数となりました。当科は一昨年より、年に1回、造血細胞移植連携講演会を開催しています。講演会を介して、紹介元のご施設とチーム医療としての連携をさらに深めていきたいと考えております。

 腫瘍内科は、今年度は田中が部長代行として事務的事案を支える中、高橋寛行を中心に、寺中寛、徳永真由美、廣瀬奈津季が診療を担っています。また、同門会員の沼田歩先生には、今年度も非常勤医師として外来診療を助けてもらっています。悪性リンパ腫や多発性骨髄腫をはじめとした成熟リンパ系腫瘍を診療の主軸とし、治療開発を重要な使命として、今年度も医師主導臨床試験や企業治験に積極的に携わっています。また、原発不明がんなど、他院では対応が難しい悪性疾患の受け皿の役割も果たしつつ、チームワークよく、臨床に取り組んでいます。同門会の諸先生方におかれましては、日頃より患者さんをご紹介いただき有難うございます。

 最後に、当センターは、“すべては患者さんのために”をモットーに、県民の期待に応えるべく、引き続き尽力してまいります。同門会員の皆様におかれましては、今後とも、温かいご支援とご助言を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|2023年度新入局員紹介:橋本 詠仁

同門会誌 令和5年度:2023年度新入局員紹介

リウマチグループ

橋本 詠仁

 2023年度に入局しました橋本詠仁(えいじん)と申します。

聖光学院・横浜市立大学出身で、物心ついたときから神奈川県に住んでいます。海が好きで、大学ではヨットをしていました。

海上で命拾いしたことが多々ありまして、最近はすっかりインドアになりましたが、多少の修羅は乗り切れるのではないかと自負しております。

 私が小学生のころに家族が膠原病を発症し、大学病院に入院しました。

初発時は非常に重篤な状態でしたが、エンドキサンパルス等の治療で寛解し、日常生活に戻れたことは感謝してもしきれません。

それが医師を志したきっかけであり、膠原病・リウマチ内科医を目指したきっかけです。横浜市大のリサーチクラークシップで桐野先生、吉見先生、國下先生をはじめ、医局の皆様にお世話になり、免疫学・膠原病領域の魅力を肌で感じました。

 現在は横浜医療センターで井畑先生、関口先生、佐藤先生、大野先生に大変お世話になっており、日々新鮮な知識が得られる非常に恵まれた環境で勉強させていただいています。

 診療は悩み迷うことばかりで、教科書を漁ったり、研修医時代を思いだしたり、上級医に泣きついたりと悪戦苦闘しながら何とかここまで乗り切っています。

膠原病・リウマチ科医になったからには臨床だけでなく、研究への見識を深め貢献することができればと思い、研鑽を積む日々です。

未熟者でご迷惑をおかけすることばかりですが、今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|2023年度新入局員紹介:山田 裕己

同門会誌 令和5年度:2023年度新入局員紹介

血液グループ

山田 裕己

 横浜市立大学 血液・リウマチ・感染症内科学教室の皆様はじめまして。

今年度、血液グループに入局いたしました医師3年目の山田 裕己(やまだ ゆうき)と申します。

このたび同門会誌に寄稿させていただく御機会を賜り、新入局の自己紹介を兼ねて私の出自と経歴を簡単にお伝えいたします。

 私は東京都調布市で生まれ育ち、横浜市立大学医学部進学を契機に横浜市に生活の拠点を移し、9年目となりました。

大学時代リサーチクラークシップでフローサイトメトリーを用いた研究の経験から血液疾患に興味を抱きました。

その後、臨床実習や済生会横浜市南部病院での2年間の初期研修を通じて、臨床の現場での経験を積むとともに血液内科の奥深さや重要性を実感し、横浜市立大学血液・リウマチ・感染症内科学教室血液グループへの入局を決断いたしました。

 現在、血液内科医1年目として横浜市立大学附属病院で勤務しております。

白血病から悪性リンパ腫、非造血器腫瘍疾患まで幅広く診療する機会をいただき、先輩方のご指導を賜りながら勉強の毎日を過ごしております。

大学病院ならではの造血幹細胞移植やCAR-T療法に関わる機会も賜り、日進月歩の血液疾患治療に驚く毎日でもあります。

 私の信念は、医療の世界での協力と連携の重要性です。臨床から学び、研究を通じて得た知識や経験を、共に学ぶ仲間と分かち合い、よりよい医療の実現に向けて努力してまいります。

 新しい環境での学びと交流を楽しみにしております。皆さまとお会いできることを心待ちにしております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2023.11.14

同門会誌 令和5年度|2023年度新入局員紹介:山ノ川 晴花

同門会誌 令和5年度:2023年度新入局員紹介

血液グループ

山ノ川 晴花

今年度から、横浜市立大学医学部血液・免疫・感染症内科学に入局させていただきました山ノ川晴花と申します。2023年度は横浜市立大学附属市民総合医療センター血液内科にて専攻医1年目として勤務しております。

出身大学は鹿児島大学ではありますが実家は横浜市にあり、生まれも育ちも横浜です。実を言いますと私が生まれた病院も横浜市立大学附属病院でして、生まれた時から横浜市立大学にお世話になっていると言っても過言ではないかも知れません。6年間の鹿児島での生活を終え、大学卒業後は横浜へ戻り、済生会横浜市南部病院にて2年間初期臨床研修医として研修させていただきました。研修医の時には2年間で約4ヶ月間、血液内科をローテーションさせていただきました。

もともと、学生時代の頃より実習などを通して血液内科に興味を持ってはいました。その後、初期臨床研修医となり血液内科をローテーションした際に、血液内科医は患者さんと長期的に付き合いながら治療していくことや全身を診ることができること、移植ができることなどに惹かれ血液内科医を志すようになりました。

現在は横浜市立大学附属市民総合医療センターに勤務しているのですが、初期研修医であった頃と専攻医になった今では責任の重さや仕事の内容などは全く違っており、環境の変化に戸惑うことも何回もありました。しかしながら血液内科のスタッフの先生方に治療方針をはじめとしてさまざまな相談に乗っていただいたりすることでなんとか環境に慣れていくことができているのではないかと思います。

現在同じ病院で勤務されている先生方、そうでない先生方も今後何かとお世話になる機会はあるかと思います。まだまだ未熟者ではありますがご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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