横浜市立大学大学院 医学研究科 幹細胞免疫制御内科学血液・リウマチ・感染症内科

MENU

同門会

同門会誌 令和元年度:関連病院だより

済生会横浜市南部病院 血液内科

済生会横浜市南部病院 診療部長・血液内科部長 藤田 浩之

 済生会横浜市南部病院血液内科が横浜市立大学の関連病院になって7年が過ぎました。近隣の病院や開業医の先生方からたくさんの患者さんのご紹介を頂き、無菌治療室11床をフルに活用して、自家末梢血幹細胞移植をはじめとした標準化学療法を行っています。信頼を寄せてくれている患者さんやコメディカルのスタッフの方たちにいつも感謝です。
 血液内科は常勤4名(川崎理加医師・田中まりか医師・若松真央医師・私)体制で診療しています。田中・若松は、ともに優しい人柄で、一人一人の患者さんに対して丁寧な診療を行っています。ともに2年目とは思えないほど医学知識も豊富です。川崎は、2児の母として育児をしながらのフルタイム勤務です。2人の後期研修医の先生方にとって頼れるお姉さんとして働いてくれています。
 病院を挙げて働き方改革に取り組んでいる中、みな遅くまで仕事をしています。患者さんが多くて申し訳ないのですが、せめて当直明けくらいは早く帰ってほしい、そう願っています。これからも(忙しくても)やりがいのある血液内科診療に憧れる研修医を積極的にYACHTの仲間に誘いたいと思っています。
 病院は開院35年を迎え、老朽化と狭隘化が深刻な問題です。先日ようやく移転候補地が公表されました。港南台駅から2kmほど離れた環状3号線沿いの敷地です。これから新病院建築に向けて、将来構想を立てていく予定となっています。最短で8年後。新病院でも血液内科のプレゼンスを高められるよう、地道に診療実績を重ねたいと考えています。

一覧に戻る

検索 ページトップへ